今の韓国社会の見方を考える – 吉方べきソウル大学 専任研究員・講師のセミナーを聞いて

  • 公開日 : 2018年05月11日
  • 更新日 : 2019年06月30日
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サムネイル画像 今の韓国社会の見方を考える - 吉方べきソウル大学 専任研究員・講師のセミナーを聞いて

アンニョンハセヨ!
日本と韓国を往復を繰り返していますが、遊んでいるわけではなく、仕事しかしていないどうもハングルノートの加藤(@hangulnote)です。

今日は、先日お話を聞いてきた吉方べきさんのセミナーが大変面白かったので、まとめて私の感想を書き残しておきたいと思います。

 

 

ソウル大学専任研究員・講師 吉方べきさんとは?


 
ソウル大学で講師をしている方が、「日本人が韓国で教えて見えてきた現在の韓国社会の姿」をテーマにお話していただくイベントがあると知って、これはぜひ聞いてみたいと思ったのがきっかけでした。
 

1999年に渡韓、延世大学語学堂を経て、ソウル大学心理学科に進学した(後に博士号取得)。現在、ソウル大学に在職し、心理学の講義を担当している。言語に関する研究のほか、日韓関係に関する言説や社会の認識、歴史問題などにも関心があり、日韓のメディアで発信している。韓国テレビのバラエティ番組や、教育ラジオの日本語講座にも出演。
CHEKCCORI~韓国の本とちょっとしたカフェより参照

 
20年以上も前に韓国に渡って、心理学を学び、大学での講師やテレビ、ラジオにも出演されているということで、韓国のこと誰よりも詳しいことは間違いないですね^^
しかも韓国人女性と結婚もされておりますから、仕事や生活面でのお話が聞けるとあって楽しみにしておりました。
 
 

韓国人学生の紹介

吉方べき先生が教えている言語心理学が全く理解できておりませんが(笑)なんでもソウル大学で学ぶ学生の中で大変人気の講義らしく、受付開始10分で定員が埋まってしまう人気ぶり。
 
その生徒たちは、どこにでもいる日本の大学生と変わらない。
悩みだって、人間関係だったり、将来の進路。
日本でゆとり世代と言われるのと同じように、今の若者は昔とは変わってきているようで、新世代と言われているようです。
 
いつの時代も言われることですね!
「今の若者わ・・・」ㅋㅋㅋ
 
日本の学生と変わらないことばかりでしたが、聞いていて違うところや、現在の学生・若者は以下のようなことを考えたりしているようでした。
 
 

教科書通りの授業はいらない

先生がわかりやすいように生徒のために教科書通りの授業を進めていると、教科書に書いてあることは聞きたくないと言われたそうです。
教科書を読むだけの授業ではなんのために聞きにきているのかわからず、本に書いてないことを聞きたいとのことだったそうです。
 
僕みたいな頭の悪い生徒は教科書通りやってもらわないと困りますが、やっぱり韓国の学生は違うな〜って思いましたね^^;;
 
高校生の時から部活動もせず、夜10、11時まで学校に残って予習・復習の勉強していくのが当たり前ですからね。ㅋㅋㅋ
 
 

韓国の若者は政治に対する主体性を持っている

日本と韓国の若者の違うところをあげるとしたら「政治に対する主体性」を持っているとのことでした。
 
今の日本の若者がどれだけ政治に関して興味を持っているのか私もわかりませんが、韓国の若者は政治に強い関心を持っていることは私も感じるところでした。
 
現政権(ムンジェイン大統領)を誕生させたのも若者の力が大きいと言われていますし、先生も若者が誕生させた自負があるとおっしゃっておりました。
 
 

南北首脳会談も楽観視はしていない

文大統領と金正恩の南北首脳会談も、韓国では世紀の会談と賞賛され、大統領の支持率も80%を超えるなどこれからに期待しているようですが、
先生曰く、楽観視はしていないとのことでした。
 
私が調べた限りのネットの声でも、悲観的な意見も多く見受けられましたので、スポーツなどでも融和ムードが進んでいますが、これからがどうなるか韓国の若者も注視しているようです。
 
 

日本の話を聞いて嫌な思いをするのは過去の話

一昔前の韓国では、日本のことを賞賛する講義があると気分を悪くする生徒などもいたみたいですが、2000年代以降は限りなくフラットに見ているとのこと。
 
私自身、韓国企業で約1年働いた経験からフラットで見ていることは間違いない部分もあります。
しかも、数十年前に日本で勤めていた経験のある社長には、韓国人というだけでよくイジメられていたそうですが、「それでも私は仕返ししたいという気持ちもないし、日本人の君にそういう思いはさせたくない。」と言ってくださいました。
 
自分がされたからといって、仕返すのではなく、日韓の関係をよくしたいと思う人が多くいることも確かです。
 
ただ、とある韓国企業の社長には、「君の祖父母が殺されたらどう思う?韓国の国民は日本をそう思っている人が多い。」と言われたことがあります。
若者や年配の方でも過去の日本と、現在の日本と分けて見る方が多くいる部分とそうでない部分とあり、いろいろな人がいるのも事実かなと思います。
 
 

韓国のテレビ番組で日本の印象をよく伝えてくれている

先生は韓国のテレビやラジオにも出演しており、韓国のメディアでもたくさん取り上げていただいているようで、とある韓国のバラエティ番組に出演した時の話をしてくださいました。
 
韓国のバラエティ番組にもかかわらず、歴史をテーマにした番組を作りたいと話をいただいたそうで、先生自身も大丈夫かな?と思っていたようでした。
その番組がこちらの「韓中日歴史バラエティ」です。
 
서태후와 히노 도미코는 악녀가 아니다?! 영웅 삼국지 1회 20170707
서태후와 히노 도미코는 악녀가 아니다?! 영웅 삼국지 1회 20170707

 
この番組で、日本を悪くいったりということではなく、日本人の方も歴史をよく知っているという、番組自体で演出してくれたそうでした。
日本でも韓国の方がテレビ番組で韓国の見方を話してくれるように、韓国でも日本人の方が日本の見方を伝え、それを普通に放送してくれる番組が普通にあるということですね!
 
私もそういった番組は知らなかったので、韓国でも普通にそういったことが行われているのは嬉しく思いました^^
 
 

常に変化の激しい、新しい韓国社会に注目

先生のまとめでは、特に若い世代についてでしたが、今の韓国、10年前の韓国、20年前の韓国と比べても変化が大きいようで、常に変化の激しい韓国社会の今を見ていく必要があるとのことでした。
 
私も同感で、5年ほど前からの韓国に通っていますが、その短い期間ですら、変化していることがすぐにわかる韓国社会。
そのスピードに韓国人の人々自体がついていっているのか心配になるくらいです。ㅋㅋㅋ
 
日本よりも早い速度で変化をしているので、日本のテレビ番組で韓国のことを聞いても、今の韓国のことを知らない人が話しているな〜。っとすぐにわかります。
もっと今の韓国を知っている人が、伝えていかないと韓国の見方を見誤ってしまう可能性があると思います。
 
ぜひ吉方べき先生には日本のテレビ番組にも出演して、今の韓国社会のことなど話していただきたいと思いました^^
今回は学生の話が多かったので、今度はぜひ経済や外交のことのついて聞きいてみたいですね!
 
 

私が韓国社会の見方について思うこと

私が常に思っていることですが、もっと他の国と同じように韓国を見ていければなと。
 
他の海外も同じで、どこどこの国があんなことを言ってる!などいろんな意見は聞かれると思います。
その中にはいい意見もあれば、悪い意見もある。
それが普通かと思っています。
 
近くの国だからこそお互いいろんなことがあるのは他の国も一緒です。
そこで仲が良くないのはもったいないと思うのです。
 
近くだから仲良くしなきゃとかは思いませんが、世界中の中で良いことも悪いことも、日本のことを一番知っている国は韓国です。
あんなに日本のことばかり報道している国もないと思いますし。ㅋㅋㅋ
お互い切磋琢磨し、より良い社会になればいいと思うので、昔の韓国を追っかけるばかりでなく、今の韓国社会がどう動いているのか注目し、韓国と意見交換を深めることで、これからの日韓関係・世界との関係がよりよくなると思います。
 
もっと普通に(他の国と同じように)韓国を見ていただきたいです。
 
まぁ同じことが韓国にも言えますけどね^^;;
昔の日本ではなく、今の日本をちゃんと見て欲しいですね!
お互い様です^^
 

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